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作:麻生 知子 福音館書店
ある寒い朝。こうたくんは、「今日は夜中まで起きている」と、家族に宣言します。朝ごはんを食べて、宿題そっちのけであったかいこたつでくつろいで。いつもどおりの冬の一日がはじまりますが、おせち料理づくりの手伝い、年越しそばの夕食、と、非日常のできごとが増えてきて、この日が大みそかであることが、しだいに明らかになります。特別感は、夜ふかしで最高潮に達します。さて、こうたくんは、めでたく起きて「来年」を迎えられるのでしょうか。
ある家族の暮らしの中心・こたつでの大みそかのできごとを、定点観測で描いたユニークな絵本です。真上から、俯瞰(ふかん)でみることで、居間の日常的な風景とそこで繰り広げられるドラマを、新鮮な気持ちで眺めて楽しむことができます。家族のあたたかさ、新年を迎えるよろこびが、感じられる作品です。こたつを知る人も、知らない人も、ぜひ、家族の一員になった気分で、お楽しみください!